時計の基礎知識1

時計コレクションを始める前に時計の基礎知識をおさらいしましょう。時計にはアナログとデジタルがあります。アナログ時計は指示装置が文字板、針などの機械的な構造の時計です。世界初のクオーツウオッチ(アナログ水晶時計)は1969年にSEIKO(セイコー)から発売されました。デジタル時計は指示装置が液晶やLEDなどの電子的な構造の時計です。アナログとデジタルの2つの表示機能を持つコンビネーション時計というものもあります。国内ではシチズンが1978年にデジアナという商品名で初めて発売。時計コレクションを始めるにはブランドについても知っておくといいですね。世界2大時計ブランドはパテック・フィリップとヴァシュロン・コンスタンチンです。世界3大時計ブランド は賛否両論があり、オーデマ・ピゲを加えるのが一般的ですが、ブランパン(世界最古ブランド)を押す意見、時計の技術を200年早めたといわれるブレゲを推す主張、ランゲ・アンド・ゾーネという声もあります。

時計の基礎知識2

世界5大時計ブランドはパテック・フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンチン、オーデマ・ピゲ、ブレゲ、ランゲ・アンド・ゾーネといわれます。マニファクチュールの代表的ブランドとしては、ショパール、ピアジェ、ジラールペルゴ、ジャガー・ルクルト、グラスヒュッテ・オリジナル、ゼニス、セイコー、ロジェ・デュブイ、ユリス・ナルダン、宝飾時計の代表的ブランドは、ハリー・ウィンストン、カルティエ、ティファニー、ヴァンクリーフ・アンド・アーペル、ブルガリなどがあります。これらのブランド時計のクオリティを証明するものとしては、ジュネーブ・シール、クロノメーター証明書、ブサンソン規格、GS規格(グランドセイコー)、マスター1000コントロール(ジャガー・ルクルト)があります。GS規格(グランドセイコー)は17日間の検定試験をクリアしないといけない非常に高い精度基準です。単に数字をパスするのが目的ではなく、顧客が使う際の環境に耐えうる基準を定めたものです。

時計コレクションのケース

時計のコレクションはきちんとケースにおさめておくのがいいです。ケースには、アルミ製や木製でふたを閉めると中の時計コレクションが見えないものと、ガラス張りでしっかり中が見えるものがあります。本皮製のケースもあります。5本から10本くらいの時計を収納することができるようになっています。数千円から4万円くらいのものまであります。特注制作してくれるところもあります。腕時計だけでなく、ジュエリーや小物も一緒に収納できるようになっているものもあります。好みにもよりけりですが、アルミ製よりはやはり木製のほうが木目を生かして高級感のあるケースになっています。時計コレクションとして用いるのはもちろんですが、スタンド式やラック、横型ケース、縦型ケースなどもあり、お部屋のインテリアとしても楽しめます。自慢の時計コレクションにふさわしいケースを選びましょう。変わったものとしては、三日月型のものやアタッシュケース型などというものもあります。自動巻(オートマティック)腕時計用には自動でゼンマイを巻き上げてくれるワインディングマシンというものもあります。

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